SIRIUSオンラインマニュアル

スタイルシート、javascriptの自動GZIP圧縮機能を追加

スタイルシートやJavascriptのファイルを、
「GZIP」と呼ばれる形式で圧縮することができるようになりました。

 

サイトオプションの設定項目で選択するだけで、
スタイルシートやJavascriptのファイルサイズを
1/2〜1/5程度まで圧縮することができます。

 

【SIRIUS Ver1.5】スタイルシート、JavascriptのGZIP圧縮機能の追加

 

 

たとえば、デフォルトテンプレートのスタイルシートは76KB程度のサイズですが、
GZIP形式に圧縮すると13KB前後まで圧縮されます。

 

【SIRIUS Ver1.5】スタイルシート、JavascriptのGZIP圧縮機能の追加

 

 

GZIP形式の読み込みに対応したブラウザの場合は、
圧縮された方のスタイルシートを読み込むようになるため、
通信量が抑えられ、サイトの表示速度が高速化します。

 

特にスマートフォンでサイトを閲覧する場合、
通信に制限があることが多く、重いサイトは敬遠されがちです。
この設定をしておく事だけでも、ユーザビリティーの向上に繋がります。

GZIPの読み込みに対応していない古いブラウザの場合は、
圧縮されていない方のファイルを読み込みます。

 

設定方法について

サイトオプションの「GZIP圧縮」の項目から、
「gzip圧縮をする」の項目を選択した上で、サイト生成・アップロードを行って下さい。
上記の操作だけで、スタイルシート等が自動的に圧縮されます。
自動的に.htaccessの記述も行いますので、専門知識は特に必要ありません。

 

なお、現時点で動作の確認が取れているサーバーは下記の通りです。

  • ロリポップ
  • さくらサーバー
  • HETEML
  • エックスサーバー
  • コアサーバー

上記のサーバー以外でも、
.htaccess(のmod_rewrite機能)が使えるサーバーの多くで利用できますが、
弊社での検証が完全ではないため、現時点ではサポートの対象外とさせていただきます。

 

なお、ご自身で.htaccessの内容を記述したい場合は、
「gzip圧縮をする(.htaccessの記述なし)」を選択してください。

 

 

GZIP圧縮機能の注意点

本機能は、.htaccessによるリダイレクトを行うため、
サーバー側が.htaccessに対応している必要があります。

 

.htaccessを利用できないサーバーの場合は、
本機能を利用することはできませんのであらかじめご了承ください。

「HTMLファイルのGZIP圧縮はできないか」というご質問もありますが、
HTMLファイルに関しては圧縮率が低く、アップロードするファイル数が倍増してしまい
実用的ではなくなりますので、SIRIUS側では対応しておりません。

SIRIUS Ver1.5の機能改善点目次